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椿コンサル 宇田川課長 誰でも簡単に使えるコンサルタント用語集

<あ行>
新人ヨーコ 大田原部長
椿コンサル 宇田川課長 新人ヨーコ 大田原部長
概要説明コンパニオン
「あ行」のコンサルタント用語です。用語をクリックしてご覧ください。
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行
※アルファベットは五十音に変換してあります。
(例:SWOT分析 → スウォット分析)
アウトプット

アカウント・エクゼクティブ

アクションプラン

アサイン

アジェンダ

アライアンス

イー・ブイ・エー(EVA)

イシューツリー

イナーシャ

インテグレート

インプリメンテーション

インベントリー

登録ありません
エクイティ

エクセレンス

エス・シー・エム(SCM)

オペレーション


用語集見出し


あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行


アウトプット
 解説
 アウトプットとは、プロジェクトなど目標や期間が決まっている仕事の成果や結果のことをいいます。例えば、中期経営計画策定プロジェクトならば中期経営計画が、新事業開発プロジェクトなら新事業案がアウトプットになります。

 ちなみに、コンサルタントを導入すると、アウトプットと称してして大量の書類が出てくることがよくありますが、そのほとんどは裏紙使用のボックスに入れらてしまう運命にあります。
 使い方
宇田川課長 「お願いしている市場リサーチの件はどうなっていますか?」

椿コンサル 「今週中には何らかのアウトプット出すようにします。」

大田原部長 「あうとプッと出す・・・?」

新人ヨーコ (出さなくていい・・・)

▲UP





アカウント・エクゼクティブ
 解説
 アカウント・エクゼクティブとは、営業マンのことで略してAE(えー・いー)と言います。もともと広告業界で使われていた用語ですが、最近では色々な業界で営業のことをこういう呼び方にしているようです。営業もこういう呼び方になると格好よく聞こえます。 なお、エクゼクティブといっても役員ではありません。
 使い方
椿コンサル 「見積書は後日、弊社のAEがお届けします」

大田原部長 「えーいい・・・?」

椿コンサル アカウント・エクゼクティブの略で営業マンのことです」

大田原部長
「あかんとえぐぜぶ・・・?」

新人ヨーコ (外人の営業マン・・・?)

▲UP

アクションプラン
 解説
 アクションプランとは、実行計画や行動計画のことです。コンサルタントは、よく「どんなに素晴らしい経営戦略でもアクションプランが悪いと失敗します」と言いますが、素晴らしい戦略に最高のアクションプランがあっても、失敗するときは失敗します。
 使い方
宇田川課長 「中期経営計画が完成したら、実行計画に落としこまなくてはいけませんね。」

椿コンサル 「ご要望があれば、アクションプランへの展開もご支援いたします。」

大田原部長 「はくしょんぷらん?」

新人ヨーコ (大魔王・・・)

▲UP





アサイン
 解説
 アサインとは、プロジェクトなどのメンバーに選ぶ(選ばれる)ことです。「アサインする」、「アサインされる」というふうに使用します。最近ではどこでもプロジェクト流行りなので、一般の会社でも使用頻度が高くなっています。
 使い方
宇田川課長 「中期経営計画プロジェクトにはどのようなメンバーにすればいいと思いますか?」

椿コンサル 「本日ご出席の皆様は全員アサインしてください。」

大田原部長 「あさいん・・・?朝インしろ・・・?」

新人ヨーコ (私、低血圧なのに・・・)

▲UP





アジェンダ
 解説
 アジェンダとは、会議や打ち合わせの議題や検討事項をまとめた書面のことです。外人女性の名前と勘違いされることが多いようです。
 使い方
宇田川課長 「今日の打ち合わせのテーマは何でしたっけ?」

椿コンサル 「これが本日のミーティングのアジェンダになります。」

大田原部長 「あじぇんだ・・・?」

新人ヨーコ (外人コンサル・・・?)

▲UP





アライアンス
 解説
 アライアンスとは、業務提携のことです。「アライアンスする」、 「アライアンスを組む」、「アライアンス先」 というふうに使用します。”業務提携”と言うより格好よく聞こえるので、一般の会社でも使用頻度が高まっています。
 使い方
宇田川課長 「御社はシステム開発もやるんですか?」

椿コンサル 「弊社のアライアンス先にシステム開発会社がございますので、必要ならご紹介いたします。」

大田原部長 「アライのアンサキ・・・?」

新人ヨーコ (東武線・・・?)

▲UP





イー・ブイ・エー(EVA)
 解説
 EVAとは、Economic Value Added の略称で米国スターン・スチュアート社が開発した、企業価値を計る経営指標で、日本語では”経済付加価値”と言います。EVAは以下の式で計算され、EVAが大きいと企業の付加価値が大きいことを意味します。

  EVA=税引き前の営業利益−資本費用(※1)

  (※1)資本費用=使用資本(※2)×WACC 
  (※2)使用資本=株主資本+有利子負債 (一般的には当期末と前期末の平均値)
 
 日本でも大手企業を中心に経営にEVAを導入している会社がけっこうありますが、EVAの計算には”株式のベータ値”という計算の仕方によって値が変ってしまう曖昧な数値を使うため、その有効性を疑問視する声もあります。(資本コスト参照)

 また、EVAを導入している会社は、社員の評価とEVAを連動させていることがよくあります。ところがEVAは会社の業績だけではなく株価によっても変動するので、個人の評価が株価によって変わることにもなります。株価で給料が決められるんじゃ社員はたっまたもんじゃありませんね。
 使い方
宇田川課長 「企業価値を計る指標は何がいいですか?」

椿コンサル 「やはりスターン・スチュアートのEVAですね・・・」

大田原部長 「EVA・・・?」

新人ヨーコ (新世紀・・・!)

▲UP





イシューツリー
 解説
 イシューツリーとは、何か問題が発生したとき、その原因と解決方法を見つけるための手法の一つです。イシュー(issue)とは問題や課題のことで、ツリー(tree)は木のことです。一つの問題に対して複数の原因を出し、、その原因について複数の二次的原因、その二次的原因についてに複数の三次的原因・・・という風に展開して根本的な原因をみつける方法です。イシュー(問題)を頂点にして原因を図にすると下図のように木のような構造になるのでイシューツリーと呼びます。



 コンサルタントは、「問題がおきたときはイシューツリーを作って根本的な原因をみつけなさい」と言いますが、会社で発生した問題の原因を徹底的に追求していくとほとんどは「社長が原因」になってしまいますので、ご注意くださいね。
 使い方
宇田川課長 「売上が減少傾向にあるんです。」

椿コンサル 「まず、イシューツリーを作って根本原因を見つけてください。」

大田原部長 「いしゅうつりい・・・? ポンポン原因・・・?」

新人ヨーコ (イシューツリーを作ればポンポンと原因が見つかるのね・・・)

▲UP





イナーシャ
 解説
 イナーシャとは、もともとは物理学の用語で”慣性”のことです。コンサルタント用語では”止まらない力や勢い”という意味で使います。「イナーシャがかかる」、「イナーシャが高まる」、「イナーシャから抜けられない」というふうに使用します。

 使用頻度は低くかなり専門家っぽく聞こえる用語ですが、理工系以外の人にはほとんど意味が通じません。
使い方
宇田川課長 「企業変革に取り組んでも、旧態依然とした企業体質が変りません。」

椿コンサル 「過去の成功体験のイナーシャから抜けられないようですね。」

大田原部長 「いなーしゃ・・・?」

新人ヨーコ (ロシア人・・・?)

▲UP





インテグレート
 解説
 インテグレートとは、”統合する”、”束ねる”という意味です。名詞にして”インテグレーション”や”インテグレーター”でも使用されます。

 IT系では”システム”という言葉といっしょに使用されることが多く、すでに一般語化していますが、ビジネス系ではまだコンサルタントっぽい用語として使用可能です。
 使い方
宇田川課長 「モノづくりの効率化に必要なことは何ですか?」

椿コンサル 「R&D、開発、製造のプロセスをインテグレートしてマンジメントとする機能が必要です。」

大田原部長 「いんてぐれいと?」

椿コンサル 「統合するという意味です。」

大田原部長 「ぐれいと・・・ とうごう?」

新人ヨーコ (悪役ね・・・)

▲UP





インプリメンテーション
 解説
 インプリメンテーションとは、本来IT用語でコンピュータに部品を実装(装着)することやソフトウェアに機能を組み込むことをいいますが、コンサルタント用語では戦略などの”遂行”や”実施”という意味で使います。動詞の”インプリメント”で使用されることもあります。

 使用頻度はそこそこ高い割りに意味が通じにくいため、専門家っぽく聞こえるコンサルタント好みの用語です。
 使い方
宇田川課長 「どんなに良い戦略でも、実行できなければしょうがないですね。」

椿コンサル 「そのとおりです。戦略のインプリメンテーションで失敗した例は山のようにあります。」

大田原部長 「ぷらんてーしょんで失敗?」

新人ヨーコ (南米かしら・・・?)

▲UP





インベントリー
 解説
 インベントリーとは、本来は”棚卸し”や”目録”という意味ですが、コンサルタント用語では、たくさんある要因や要素などを”一覧表を作成して洗い出す”という意味で使われます。ようは「一覧表を作る」ということですが、「インベントリーを行う」と言ったほうがコンサルタントっぽく聞こえます。
 使い方
宇田川課長 「リスク管理をするには何から始めればいいでしょうか?」

椿コンサル 「まずリスクのインベントリーを実施して、リスク要因をすべて洗い出して下さい。」

大田原部長 「いべんとを実施・・・?」

新人ヨーコ (コンパニオンも必要かしら?)

▲UP





エクイティ
 解説
 エクイティとは、”株式”や”株主資本”という意味です。企業など資金調達サイドから見れば、銀行借入などの”返済義務のあるカネ”に対して株式など”返済義務のないカネ”のことを指し、投資家など資金運用サイドから見れば、株式、CB(転換社債)、WB(ワラント債)など株式関連の有価証券のことをいいます。ようは、調達でも運用でも株式が絡んでいるものがエクイティです。

 金融業界や上場企業の財務部門ではごく普通に使われている用語です。
 使い方
椿コンサル 「新工場建設の資金はどうなさるんですか?」

宇田川課長 エクイティで調達できる状況ではないので、銀行から借りる予定です。」

大田原部長 「えくいてえ? 調達できない? 銀行から借りる?」

新人ヨーコ (ごはん食べるお金も無いのね・・・)

▲UP





エクセレンス
 解説
 エクセレンスとは、”優れていること”、”卓越していること”、という意味です。「エクセレンスを実現する」、「エクセレンスを追求する」や「オペレーショナル・エクセレンス(業務の優位性)」というふうに使用します。

 形容詞の”エクセレント”は超有名な「エクセレント・カンパニー」以来、ビジネス用語として一般的になりましたが、名詞の”エクセレンス”は多少コンサルタントっぽい用語として使えます。
 使い方
宇田川課長 「今度のプロジェクトの目的は何ですか?」

椿コンサル 「製造現場を改革することで、オペレーショナル・エクセレンスを追求することを目的とします。」

大田原部長 「えっくすれす・・・?」

新人ヨーコ (倦怠期・・・?)

▲UP





エス・シー・エム(SCM)
 解説
 SCMとは、サプライチェーン・マネジメント(Supply Chain Management)の略語です。サプライチェーンとは、商品の原材料調達からエンドユーザーに届くまでのモノの流れのことで、製造業なら、(原材料・部品の調達)→(生産)→(販売・流通)→(エンドユーザー)がサプライチェーンになります。このサプライチェーンを統合的に管理して経営の効率化を図るのがSCMです。

 実現するためにはIT技術が不可欠なため、ビジネス系よりIT系のコンサルタントのほうが得意な分野のようです。ただしコンサルタントのいうとおりにSCMを構築すると莫大なお金がかかってしまうことが多いので、くれぐれもご注意ください。
 使い方
宇田川課長 「納期短縮と在庫削減に効果的な方法はありますか?」

椿コンサル サプライチェーン・マネジメントを導入してみてははいかかでしょうか?」

大田原部長 「さっぽろちぇーん まねじめんと・・・?」

新人ヨーコ (どさんこ・・・?)

▲UP





オペレーション
 解説
 オペレーションとは、現場の業務やその遂行、仕組み、システム、運営などという意味で使われる用途の広い用語です。コンサルタントは好んで使用しますが、何を意味しているのかわからないことがほとんどです。

 使っている本人でも意味がわからないことが多く、「オペレーションとはどういう意味で使っているんですか?」と質問すると即答できないコンサルタントがけっこういます。一度やってみてください。
 使い方
宇田川課長 「戦略の実行段階で重要なことは何ですか?」

椿コンサル 「戦略に合致したオペレーションを構築することですね。」

大田原部長 「おぺれーしょん・・・?」

椿コンサル

「業務や業務の遂行、あるいは業務の仕組みやシステム、または業務の運営などという意味です。」

新人ヨーコ (じゃあ業務を遂行する仕組みは、オペレーションをオペレーションするオペレーション・・・?)

▲UP