1.ネタの決め方
事業ドメインが明確になれば、ネタ決めは困難な作業ではありません。下図にように、事業ドメインの範囲内でネタ出しを行い、その中から実施すべきものを選択して決定します。
具体的には、顧客軸を細分化した「顧客セグメント」と、機能軸を異なる視点で見た「ナレッジの3つの切り口」の組み合わせでネタ出しを行い、そのネタを評価して実際に取り組むものを選択決定します。
【ナレッジの3つの切り口】
・ナレッジを提供する
・ナレッジを実践する
・ナレッジを仲介する
なお、ネタは1つだけを決めるわけでありません。下記の3種類のネタ決めを行います。
スタートアップネタ |
起業スタートのネタ。収益を上げることよりも認知度の向上と見込み客開拓を狙う。 |
ステップアップネタ |
次の打ち手として実行するネタ。スタートアップネタで開拓した見込み客から収益の刈り取りを狙う。 |
ジャンプアップネタ |
リスクが高くても実行すれば大きな成果が期待できるネタ。大きな飛躍を狙う。 |
2.ネタ決めのステップ
ステップ1) ナレッジの3つの切り口によるネタ出し
ステップ1は、ナレッジの3つの切り口と顧客セグメントの組み合わせによってネタ出しを行います。
@事業ドメインの顧客軸をセグメンテーション(細分化)します。ここで設定するセグメントの一つが実際のターゲット顧客となるので、それを前提にセグメンテーションを行ってください。
セグメンテーションの仕方は無限にあるので、頭を柔らかくてして、いろいろなセグメントを考えましょう。基本はナレッジと相性がよいセグメントにすることです・・・
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